北九州市長候補【清水ひろあきさん】にインタビュー

北九州市長選挙候補者に聞く「将来を担うの子どもたちのために今できる事」

こんにちは。北九hanako代表の福永ちさです。
今回の市長選を盛り上げたい、公平な立場で候補者にインタビューさせていただき
その声を市民のみなさんにお伝えしたいと思い、
北九hanakoメンバーで質問内容を考えて、インタビューさせていただきました。

第一回目は清水ひろあき氏です。
清水さん、快くインタビューさせていただき本当にありがとうございました。

清水ひろあき氏プロフィール


1983年生まれ39歳(2023/01月時点)

飲食店、広告デザイン、ITサービスなどの事業家

3人の男の子のパパ

引用: http://shimi-hiro.com/



・少子化対策

・不登校や事情があり学校に行けない子どもへの教育を受ける権利への支援

・発達障がい児の就園や就学支援

・子育て支援策の所得制限について 

・子どもの学びの格差是正について


【少子高齢化について】

北九州の少子高齢化は、特殊なパターンで、特殊出生率はトップだが少子高齢化はワースト。
なぜ?→20代の人口流出が高い
なので20代の人口流出を止めるべき。

★北九州市自体の子育て支援はそこまで悪くないと思う★
★子育て支援は充実しているが完ぺきではない★


清水氏も子育てパパ。

今現在、集合住宅が多く核家族化が進んでいる。
子育ての孤立化→育児をほかの人に気軽に頼めない。
公共施設が多いが余っていることが課題。(活用できていない)→そこをからめて
地域の子育て支援の拠点にしたい。もともと赤字。
※安い家賃で貸し出しをして子育て支援の事業を立ち上げる。(条件付きで)

さらに地域の高齢者にシルバー人材として子育て支援に加わってもらう。
メリット…地域での子育てにつながる。町全体で子育てというコミュニティを形成。



【不登校の支援について】

現状、不登校児がフリースクールに通おうとすると、利用料が高い。(月6万円くらいかかる)
清水氏のお子さんもフリースクールに通っている。
今までの義務教育オンリーの風潮を多様化していいのでは?という考え。
★発達障がい=個性・才能である★と考えている。

今の特別支援学級に限らず、さまざまなスタイルの教育機関(フリースクール等を含む)を平等に義務教育機関として認め、無償化対象とすることを実現したいと考えている。

一定の条件(必須教育内容や教師数、児童数等)を設け教育委員会が認可をした学級であれば、どこでも無償で通うことのできる義務教育の対象とする。

また、これには現在廃校となってしまった校舎や学校の未使用教室等を活用できるようにルールを整備し、極力初期投資などのコストを抑える形で対応できるように考えている。

大切なのは、既存の学級が標準という位置づけではなく、どの学級も等しく義務教育機関であり、児童に合わせて自由に環境を選択できるようにすることが理想であると考えている。

【所得制限について】…現在高所得者は子育て支援が受けられない(例:子ども手当等)不公平ではないか?というhanako会員の意見からのの質問でした。
清水氏回答⇒子育て支援に関する所得制限については必要ないと考える。所得に関わらず子どもへの支援はするべき。

【学びの格差について】…現座、学校の授業以外に塾行くのが当たり前という風潮があり、貧富の差により学びの格差が広がっているというhanako会員の意見からのの質問でした。

清水氏回答→前の回答と重複するが教育の多様化が必要である。
財源は?…今の教育現場にこだわる必要はないのでは?という考え。
オンラインでの教育をメジャー化させていく。
市単位・県単位で時間割を決めて教師の負担が減る、優れた教師の授業を受けることができる。
アーカイブによる見返しにより双方のプラスになるのでは?
自治体の財源を決められたもの以外に使っていくという想いがある。
暗記・規律よりも自主性を伸ばすことが大切では?と思う。

人として学ぶべき点や現実の体験により学びとれる面に関しては、リアルな先生から学ぶ。
教師負担も減らし、教育の多様化も図れるオンライン教育を進める。


【待機児童問題について】…子どもの年齢や生まれ月により、保育園に入りにくい状況が変わっていない、地域格差がある。

清水氏のご回答…改善するには保育園の数を増やすことだが現実には難しい。
保育士の待遇改善をして保育士の数を増やすしかない。
保育士の数が増えれば、預かれる子どもが増えるので待機児童は減る⇒保育士の待遇を改善することが必要。
プラスアルファ、質問①の地域コミュニティでの子育て支援

【育休産休や育児時間等の制度】…非正規雇用だと育休や産休が取れないことがほとんど。そこの改善はできないのか?

清水氏のご回答…会社経営の経験からすると、育休・産休は経営的に実際問題大変な面が大きいのは理解できる。(大企業は別だが)
待遇改善を促すための補助金などの制度の整備をする
お金だけでカバーできない面については、子どもの預け先の確保ができるような地域のコミュニティ作り

【ひとり親家庭への支援や養育費未払いの解決策について】

清水氏の周りにも養育費をもらえていない人が多数いる。
明石市の こどもの養育費立替支援事業 …やるべきと思う。


【人をケアする職種に対しての待遇改善、北九州市としてできることは?】

清水氏回答…簡単なのは助成金・補助金でベースアップが即効性があるが、民間事業者なので全国的に上がらないと上がっていかない。

⇒具体的案は今時点では無い


清水さんの一番やりたい部分!

⇒ターンではなくステイを!!

北九州市は出生率も高く大学も多いが、就職のタイミングで20代の8割が県外就職をしている。

北九州市内の企業で就職しようとしていないということ。

地元に仕事がないからではない。求人はたくさんある。若手の人材が不足している状況。

学生がそっぽ向いている!

⇒北九州は、残念ながら「住みたい街じゃない」「いけてない」と思われている。

《清水さんがやりたいこと》

①都市ブランディング…オシャレで先進的ないけてる街へ。

公共物(橋や街のもののデザインを、若いクリエイターなどから公募し、ネット投票をすることで
《おもしろく・楽しく・おしゃれに》していく。若い感覚の街へ!

エンターテインメントを地場産業としていく…県外流出の主な理由はメディアからのイメージでの憧れがある。

地元メディアを作り、北九州に住むことがカッコいいことへ。

(実際に清水氏は、北九州プロダクションを立ち上げ、地元で映画などを撮影している)

やりたいことがある若者が、東京に行かないといけないではなく、

北九州でできるようにしていく。

②産業構造のシフト…第二次産業の比率が高い

(福岡市は第三次産業=サービス業の比率高い)
若者に人気な産業は、第三次産業(サービス業、IT企業)

今ある第二次産業をDXしていく…



清水氏のご回答…病気・介護⇒治療よりも予防、健康寿命を延ばすことが重要だと考える

予防に重きをおく

公共施設を、介護予防等に限らず、子ども食堂・子育て支援等、公共施設を民間に貸し出して

民間で経営していってもらう(質問①と同)


清水ひろあき氏からメッセージ


わたしは政治家の息子でも、
お金持ちのボンボンでもない団地の狭い部屋で兄弟3人すし詰めにされながら育った
貧乏育ちです。

エリートとは真逆の雑草のような人間だからこそ、
世の中こうすべきだ、こんな困っている人がいるんだという市民の気持ちがわかっています。

権力、ステータスが欲しいのではなく、まちで暮らすみなさんを今より幸せにしたい、
今育っている子どもたちに今より良くして渡したい
と思います。

今までと同じような政治では、現状維持、大きく変えることはできないです。

北九州市は裏はボロボロ、このままいけば街が破綻する追い詰められた瀬戸際の街です。

今回の市長選で今後20年の北九州のあり方が決まると思って良いです。
本当に街の未来を考えるなら、大胆にに変えていく必要があります。

それがができるのは、地元で育って真っすぐな動機で、地位も名誉もいらない、
街のために働きたいという、僕みたいなバカなヤツがやらないといけないと思っています。
わたしのような人しか変えることはできないと思っています。

ぜひ、清水の熱い暑苦しい想いをみなさんのお力で広めていただければ嬉しいと思います。
一生懸命努力しますので、応援よろしくお願いいたします!